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<目に見えないけどあるんです> 球の点線面
先週の幼小コピカは、ママボール玉入れで遊んでから、毛糸を巻いて分割されたボールの表面を部屋ごとに着色して球体オブジェをつくりました。最後に球にある線を感じ取ってもらう為に、手に絵具をつけ手のなかで転がして仕上げています。子どもがやると何でもアートになりますね。

<アトリエ秘伝 最強の配合> 子ども達の挑戦→発見→試行錯誤
それから外に出てシャボン玉。まずは基本のシャボン玉で楽しんだ後に、20年の実践から生まれた秘伝の調合でつくったシャボン液で、大きなシャボン玉をつくりました。絵具を混ぜてシャボン玉アートを作成したり、ざるや泡だて器など家事用品をつかってやってみたり、フラフープでつくったシャボン玉の中に入ったり、色々やってきましたが、自由にできて自分で表現できるこのやり方が一番楽しい。あるお母さんのインスタにシャボン玉をしている時のわが子のことを、“大はしゃぎの中に真剣な眼差しや、きれいな輝きに感動している瞳、どうしたらもっと大きく作れるか試行錯誤する姿。周りのお友達や先生を観察して真似する姿楽しみながら体得していき、最後はすっかりシャボン玉名人に。嬉しそうでした。”と私の言いたいことがそのまま書いてあり、一瞬、私が書いたのかとおもいました(笑)。子ども達の「先生、見とってよ!!」の声があちこちに響く時は、子ども達の挑戦、発見、試行錯誤が始まる時。そこからのプロセスも大切です。「お母さん、みとってよ。」の声が聞こえた時がチャンス、とるにたらないことに思えても、子ども達が喜んだことはお家でも深めていってくださいね。

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グリセリン:界面活性剤入り洗剤(キュキュット):PVA洗濯のり:水

でできます。いっぺんにたくさんつくりすぎると混ざらないので、
合計1リットルくらいを目安にバケツなどにいれて、泡立たないようにへら状のものでゆっくりかき混ぜてください。枠は、針金(硬め)でつくり包帯を巻くと馴染みがいいです。

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<子ども達の宇宙> 好きの力を大切に そこからしかはじまりません
シャボン玉は強い風が吹くと変形しますが、穏やかな時は自然と美しい球体にもどります。どんな形の枠でつくっても必ず球体になる不思議。理由はわからないけれど物凄く濃い虹色ができたりレースのような霞ができたり。シャボン玉もとことん突き詰めればそこから宇宙が見えてくる。まずは興味を持つこと、そこから始まる子ども達の宇宙を是非、楽しませてあげてください。幼い時に無我夢中になってやりたいことをやり続けた体験や、やりたいことを深めていくことのできる環境に出会えないと、大人になって自分のやりたいことが見つけられません。なにが自分の魂を充足させてくれるのか、その体験がなければわからないからだと思います。子ども達の好きの力、大切にしていきたいですね。

2021年10月③ アトリエ講師 星野由香