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毎回のことですが、前回の絵画も子ども達の集中力と、創造の力の圧倒された1週間でした。何よりも子ども達が表現した世界が、一人ひとり違うこと、この多様性こそが大切なのだと思います。今回は親子コピカの子ども達の集中力がすごかったですね。2歳児もちゃんとかぼちゃを見て描いているのが驚きでした。最後のかぼちゃの上の乗って撮った写真の顔も皆、誇らしげです。この顔を見ていると、集中して何かを成し遂げるということに誇りを感じるのは、人間の本能であることを思いました。集中することの心地よさや、やり遂げたことへの達成感の喜びの繰り返しが、この時期に用意されているということがいかに大事なことであるのかを思います。この時期にその体験があるかないかでは、これから待っている人生に向き合う姿勢が違ってきます。集中力は幼児期に育てなければならない最も大切な力のひとつなのかもしれません。

絵画の時は、終わった後にツートンブロックをするのですが、アトリエの子達は何回やってもハマって楽しんでくれます。暗記教育をやっているお家が少ないので、やり方を覚えてしまわないから、毎回、考えることができるからなのだと思います。覚えてしまってそれを繰り返し入れるだけだと、あまり意味がないし楽しみもありません。ツートンブロックというのは半立体の図形パズルで、アトリエに図形好きが多いのは、繰り返しこの童具で遊んだ体験もあるのだろうなあと思います。

この遊びをしている時、5歳のMちゃんが、4番のロケットでものすごく悩んでいました。ご存知の方も多いと思いますが、4番は裏技と呼んでいる裏側に色を隠すやり方が必要です。これをパッと思いつく子もいるのですが、大抵の子はここで1回戸惑います。今回、Mちゃんの言動に驚いたのは、ふと見ると4番が出来ていたので、「すごい!Mちゃん、出来たんだね。」と言ったら 「すごくないねん。前やったのを思い出しただけだから」 と言ったんです。すごくないですか?わずか5歳にして、その時に考えて出来たらすごいのだけれど、前やったやり方を思い出しただけだからすごくない、って思っているということですよ。ある意味、わかっていない大人よりも深く思考力ということについて理解していると思いました。大人達は、子どもは自分達が思っているよりもずっとわかっている存在なのだ、と気づくべきですね。もちろん育った環境にもよるのでしょうが、アトリエの子ども達を見ていると、色んな側面ではっとさせられることがよくあります。今週はピカソクラスは積木でドイツのクリスマスマーケットを、幼小はお迎えの時のお楽しみです。今週も子どんな子どもの凄さに気づけるのかとても楽しみです。

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※基尺セットは完売しました。 6㎝おどろきセットが残り僅かです。(もう絶版になるので是非)

2020年11月③アトリエ講師 星野由香