和久洋三 リモート講義のお知らせ
先日、童具の販売店さん向けの研修があり、和久先生から基尺のお話しがありました。基尺は積木になくてはならないものです。最近でこそ、インスタグラムの投稿やブログなどで基尺が話題になっているのをよく見かけますが(基尺の意味がちょっと違っている感じはしますが)、和久先生は50年前に積木を作り始めた時から基尺にこだわり続けてきました。

私がアトリエを開校してから20年、和久先生の書籍を読んだのは中学生のとき、なので基尺のことはよくわかっているつもりでいたのですが、今回の和久先生の説明を聞いて、なぜ基尺がこれほどまでに大切であるのか、それが子ども達の成長においてどんな意味を持つのか、なにが育っていくのかが、そもそも基尺とは何か?これまで学んできたことや、体験してきたことと共に、和久先生の言葉が網の目のようにつながって、ストンとからだの中心に落ちていくのがわかりました。“これまでわからなかったことがわかった”時、人はこんな風になるのだと、自分でも説明のつかないくらいの感動でした。
皆さんも童具館の積木の何がいいのかを問われた時“基尺があっている”って言いませんか?それがすごく大切なことであることは、アトリエのお母さん達は直観的にわかっていらっしゃると思います。そもそもそれが理解できる感性のある方だから童具館ユーザーなのだけれど、基尺があっているということがどうしてそんなに大切であるのかを、例えば旦那さんに説明しようとすると、なかなかうまく言えない、ということはありませんか?
この講義を受けると基尺の大切さがとてもよくわかります。これは是非、皆さんにもお伝えしたいと思い、和久先生に何度もお願いして、会員さん限定でリモートで基尺の講義を行ってもらうことになりました。(オンライン講義だと受講者の温度がわからず、伝わり切れないものがあるということで、なかなか受けて頂けませんでしたが、アトリエ会員さんだけならということで承諾頂きました。ですから今回に限り、ご紹介者の受講もご遠慮いただいておりますのでご了承ください)
はじめに和久先生にお話しいただき、そのあと基尺の説明の録画を見ていただいてから、質疑応答のお時間をとりたいと思っています。録画はまた見て頂ける機会はあると思いますが、和久先生からの直接の講義は、この状況ではなかなか機会がないと思いますので、積木のこと、幼児教育のこと、理論的なことをもっと知りたい、深く学んでみたいという方は是非、受講して下さい。
リモートなのでお父さんも一緒に受講して頂ければと思います。おそらく聞いて頂ければ、理系の説明は男性のほうが納得するのではないかと思います。

今週から募集を開始いたしますのでお早めにお申し込み下さい。
<※万が一、和久先生の体調が悪い等で講義が出来ない場合は、星野がすることになります。>

※後期コペルクラスの幼児クラスはキャンセル待ちとなっております。
※小学生クラスはまだ空きがありますので、是非、お早めにお申し込みください。
今年は高学年も楽しめるカリキュラムになっております。
2020年10月①アトリエ講師 星野由香