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7月①の活動は、アトリエで大人気の積み木、かずの木で思う存分遊びました。はじめは1から10までのかずの木で恒例の階段づくり。階段をつくるのは、子ども達が好きな遊びの一つですが、かずの木は色のグラデーションも美しく、長さにも明確な規則性があるので、幼・小クラスでは、自由造形の時もその規則性を意識してつくる子が殆どでした。
その後は、360×40のビックパターンづくり。それぞれ自分の前にかずの木カラーをかずの順に並べてから空いているところに、白木のかずの木をうめて完成。それからコリントゲームをする為のピンを一人100本以上指してもらったのですが、これがハマるハマる。瞑想のように集中してピンを指す子ども達(笑)。平和な時間でした。誰が決めたわけでもないのに、カラーだけにピンをさすとか、白木だけにとか、この列だけとか、クラスの中で自然とルールが出来上がっていっているのが、面白い現象でした。子ども達のこういう姿を見ていると、人間って調和を求めているんだなあと思わされます。

かずの木は、1と9で10、2と8で10、3と7で10、4と6で10、5と5で10、そして10が10本で100のように、遊びながら数学教育の基礎が学べる積み木です。WAKUBLOCK積み木遊びは、数や量、位置(角度)、形(幾何)の4つの原数学を意識して遊びます。そして、数学的な思考力は、創造力の開発にも必要です。また、物事を組み立てて考えてゆく為にも、数学的な思考力は必要になってきます。かずの木は、まさにその種をまいてくれる童具。

少し高いですが(…大分高い(笑))、童具館の積み木、特にかずの木は、商品と言うよりも作品だと思ってください。そのクォリティーと、子どもに身についてゆくものと、次世代までつかえることを思えば、この値段の価値は十分にあると思います。やっぱり欲しい!!と思われる方は星野までご相談下さい。

※こちらの都合でかずの木の研修日を7月24日に変更してすみません。また、別日をつくりますので、今回、ご都合の悪い方、キャンセル待ちの方はそちらをご利用下さい。

※コペルの絵本日をまだお申込みでない方は、今週中にお知らせください。製本をお手伝いして頂きないので保護者の方は、活動終了30分前にお迎えをお願いいたします。


※8個の三角形\2,700は、まとめての注文になりますので欲しい方はお早目にお申込みください。

2019年7月②アトリエ講師 星野由香