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1月3回目の積み木は、立方体の箱をそのまま土台にして、動かないように三倍体角柱を差し込み、その上にわくわくトレイをのせて一人一軒、お家をつくり、皆のお家と繋げてゆきました。こういう時、わくわくトレイが活躍しますね。4枚くらいあると色々発想が広がるのではないかと思いました。家々が隣り合うオシャレな屋根の連なりが、古いフランス映画の街並みのように仕上がったクラス、駅がたくさんあって、線路がつながっているように見えるクラス、高速道路・公園のある住宅街など色々でした。

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まるで物語を紡いでゆくように、子ども達のイメージが形になってゆきます。つながる積み木・つながる心。アトリエは想像の世界が創造されてゆく瞬間の連続です。子ども達がつくった積み木のひとつひとつにお話しがあります。だからこそ、子ども達は自分でつくった積み木で遊べるのでしょうね。今回のような活動ではお人形が大活躍します。(ピカソクラスの子達もお人形大好きです(笑)。)

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先日読んだ絵本の読み聞かせについてかかれた本の中に、“日常生活の中で、子どもがしょっちゅう触れているものや見ているものが、子どもの成長に大きな影響を与えるのだということを忘れないでください。”という言葉がありました。私も、子ども達の1歳くらいから6年生までの成長を見ていて、ものすごく感じることです。本物を見て育っている子は、偽物やいいかげんなものを見た時、なんか変だって気づきます(多分、教育に関しても)。全ての物を本物で揃えることは難しいですが、子どもが最も触れる機会のあるおもちゃ(積み木)や絵本は、本物を選んで欲しいと思います。お母さんが何を選ぶのかは、お母さんの価値観やその家の文化として子どもに伝わってゆきます。

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WAKU-BLOCKは自信をもって子ども達の手に届けることの出来る童具です。品質という意味だけでなく、積み木の考案者であり、幼児教育の母でもあるフレードリッヒ・フレーベルの原理に最も忠実につくられた積み木たる積み木です。スイスのネフ社(クルト・ネフ クラーセン キーナ)と童具館(和久洋三)を超える積み木はないと思います。白木に関しては童具館の積み木が圧倒的ではないかと思います。値段もなのですが(笑)。また、アトリエのカリキュラムはフレーベルの実践です。お渡ししている「親と子の共育①~③」は是非、お読みくださいね。お持ちでない方は在庫がありますので、お声かけください。

2019年2月①アトリエ講師 星野由香