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先週の絵画は、2017年度になった初めての絵画なのに、幼少コピカで初めて一人で、初めて大きな画用紙で、初めて自分で絵の具を出して描いた子ども達も最後までがんばりました。親子コピカの時の絵画からそう月日がたっていないのに、絵が変わっていることに、驚いた方も多いのではないでしょうか?私もおどろきました。絵画の時は、やんちゃな子やじっとしていない子もピタッと静かになります。水を打ったようにというのは、こんな感じのことを言うのだろうと思うくらいシーンとなります。画面の中に吸い込まれていくんじゃないかと思うくらい集中している時の子ども達の瞳は、神々しくすらあります。そんな子ども達の目を見ると、私は人生でこんな目をしていたことが何回あったのだろうかと考えさせられます。完成した時の達成感の満ちた誇らしげな姿。これは、アトリエの絵画でしか見ることのできない表情なのではないかと思いました。

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3年生以上のピカソクラスでは、巨大円筒をつくりました。こんなに大きな円筒を少人数でつくるのは、初めてのことでしたが、円筒はこれまで数えきれないくらいつくってきているので“余裕~!!”って思っていましたが、自然が甘くないのと同じで、木も甘くない。軽々しくあつかうとその通りの結果になります。和久ブロックは、木の限界まで精度を追求している日本1の積み木ですが(白木では世界1だと思います)、小口面はまだ呼吸をしているので、乾燥すれば縮み、湿気があると膨らみます。これは、木を素材にしている以上、避けれれません。アトリエのように十数年以上使っているとわずかな誤差が生じることもあります。連続した積み方で、大きなものをつくっていると、そのわずかな誤差が大きくなります。ですが、その木の特徴を活かし小口面を上下にするとその誤差は殆どありません。

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火水木もその話はしましたが木曜日からは、徹底をして小口面を上下にしました。すると、頭ではわかっていても、実際ここまで違うとは!!というくらいの安定感。積み方にも規則性があるので、倒れる時もこれだけでも見る価値ありの美しさと想像以上の大迫力!!思わず見入ってしまいます。やんちゃ男子も目が点。子ども達にとって一生忘れられない光景になっただろうと思います。また、皆でそうそうには体験できないことを一緒に体験したということで、子ども達の間に連帯感が生まれてゆくことも感じました。普段はあんまり話さない子同志も円筒の中で仲良く遊んでいる姿は、めっちゃかわいかったです。
土曜日はさらに徹底して、丁寧に積み、最後の積み木抜きに重点をおきました。立方体と直方体の2層でつくり、下と上に穴あけをすると、これまで見たことのない積み木の世界。積み木の可能性が広がりました。子ども達のおかげです。どこまで積み木の世界を追求できるのか、これからも子ども達と共に見てゆきたいと思いました。

2017年6月①アトリエ講師 星野由香