積み木と想像力・創造力があれば、何でもできる
先週は、木っ端で椅子や机、キッチン、ドレッサーなど家具をいっぱいつくって、積み木のログハウスにかざりました。まるでオシャレなドールハウスのような仕上がりに、後で見に来たお母さん達も「かわいい!」と 大歓声でしたね。
子ども達も「家に積み木あるから、帰ってから作れる!!」と大喜びでした。是非、お家での積み木遊びにいかして下さい。少しの間、お部屋にかざってあげてもいいですね。
こういう活動の後は、積み木と想像力・創造力(思考力=考える力)があればなんでもできるとつくづく思います。勉強は教えることはできても、思考力(考える力)は、教えることはできません。絵本は(想像力)すぐ読んであげることができて、積み木、ボール(創造力)はすぐに遊べる思考力を育てる最適なツールです。子ども達の想像力・創造力をひきだす本物の環境を是非、用意してあげて下さい。
始めに読んだ絵本“りこちゃんのおうち”も子ども達の想像力をかきたてたようです。子の絵本は、なんと“よるくま”や“まばたき”“ハンナちゃんのいちにち”などちょっと怖いくらいの幻想的な絵を描く酒井駒子さんの作品。この作家さんがこういうタッチで絵本を描くことはあまりないので、とってもレアな作品です。りこちゃんが、お母さんが窓と玄関を切り抜いてくれた段ボールに、お家にあるものを使ってかわいいりこちゃんのお家にしてゆく様子は、子ども達の心にすっと入っていったようで、目を輝かせて絵本の世界に入り込んでいました。すぐに自分でもつくってみたくなるところに、家具づくりだったので、よけいにはまったのかもしれません。(お母さん達も(笑)。)

少し大きい子なら、アトリエで一番大人気の絵本、ほるぷ出版の“ひっこしだいさくせん”や“ないしょのともだち”また、“クリスティーナのおおきなはこ”、神沢利子・山脇百合子さんの“わたしのおうち”などおうちづくりがテーマの絵本はたくさんあります。絵本を読んであげた後に、絵本の世界を積み木で表現してみるのも楽しいですね。

※今週は料理です。アレルギーのある方は、素材の確認をお願いいたします。(心配な場合は、同席して下さい。)
※田んぼに水が入りましたので、あぜ道では、遊ばないようにお願い致します。
※用水路の板には絶対にさわらないようにお願いいたします。

2016年5月(1) アトリエ講師 星野由香