積み木があればなんでもできる!!
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今回の積み木の活動は、円柱をテーマに絵本“すてきな3にんぐみ”をモチーフにして、絵本の世界を積み木で表現しました。誰でも知っている絵本なので、まず、先生たちのTシャツを見て「あっそれ、しっとお!!どろぼうさんや。」とてもうれしそう。
中には「トミーアンゲラーや」と作者名を言ってた年長さんもいました。さすが、絵本好きの集まるアトリエです。
はじめに、3人の棟をグループにいわかれてつくり、その後、自分のお家をつくって村をつくり、ライトアップしました。ひとつの習い事の活動とゆうより、何かのイベントみたいでしたね。ぜひ、お家でも絵本の世界を積み木で楽しんでみて下さい。

※お家をつくる時に、窓の格子につかっていたワールドピース¥4750があれば遊びの世界が広がります。また、わくわくトレイ¥1200も何枚か増やしてあげると5階建て6階建てと楽しめるので、活躍してくれます。必要な方は、スタッフまでお申込み下さい。

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アトリエの子ども達は、小さな頃から積み木で遊んでいる子が多いので、学校の勉強が始まった時、算数が得意になる子が多くいます。とりわけ図形には、困らないというお話をよく聞きますが、これは、実は当たり前のことで、積み木で自在に何かをつくろうとすれば、必然的に形、大きさ、数、位置などを意識しなければつくりようがないからです。

これは、4つの原数学<形(幾何)・量・数・角度>です。家庭に積み木のいろはがあれば毎日、原数学に遊びの中で触れているのですから、数学的思考が身につくのは当たり前のことなのです。未測量の世界で立体的な足し算と引き算を遊びの中で縦横無尽に繰り広げて遊んできた子は、それが数値で表される世界、既測量になった時も無理なくその関係性をつかむ事ができます。今、よくご注文のあるかずの木は、子どもが、簡単な数に興味をもつようになった時、また、種と類に意識が向かい始めた時(例えば色分けや形分けなどをやりはじめた時)におすすめです。

かずの木は、モンテッソリーの思想と数学者・遠山啓さんの水道方式が取り入れられています。明確に穴の数で自然と数詞が意識されるようにつくられていて、足し算・引き算・掛け算・割り算・割合・分数・面積・体積など基礎的な数学に必要なことがすべて含まれています。遊びやゲームの中で学びを得られる理想的な童具です。積み木とも着尺があっていますから、一緒に遊ぶこともでき、量と数の認識をさらに深めることができます。6月に説明会を行いますが、それまでにご購入される方は、お子さんの活動中に遊び方・与え方をお伝えしますので、星野までお申込み下さい。

2016年5月(3) アトリエ講師 星野由香