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先週のイチゴのレリーフは、皆の作品を並べて見ていると、作品を返したくなくなるくらいかわいいイチゴが並びましたね。
節分ということもあり、最初は、ママボールでまめまき。先生チーム対子ども達でボールの投げあいをして遊びました。1年生はまだ大丈夫なのですが、2年生は豪速球を投げてきます。
私は、ほぼ2年生男子と投げ合っていたのですが、子どもって本当にわからないものだなあと思ったのは、普段、やんちゃでさわがしくしている子の中に、たとえ先生であっても女の人にボールをぶつけられない子がいたり、顔はねらわない子、先生がしゃがんでボールをとっている時は立つまで待ってくれていたりする子がいたりします。
子ども達を思いっきり遊ばせてあげたくてしていることなので、こういう時こそ“おかまいなし”でいいんですけど(笑)、そういう姿に普段とはまた違う一面が見れて子どもを見る時に、“其の子のある一部分だけを見て、きめつけてはいけない”とつくづく感じました。ましてや、どう成長してゆくのかも誰にもわかりません。
環境は大人が整える必要がありますが、後は、子どもを信じて見守る、子どもを信じて待つ、ということですね。
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いちごのレリーフは、まずベニヤ板にイチゴのデッサンをして、粘土をその形に貼り付け、粘土べらで調整してから、白ペンキを塗り、リキテックスで着色しました。
2年生は、客観思考が芽生え、この時期くらいから重なっているところは、重ねて表現しようとするので、粘土でそれを表現するのに一苦労していました。
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加古川プレイルームは、3年生からは、3年生以上だけのピカソクラスに変わります。やることのレベルが相当あがるので、毎年、2年生のはじめくらいは、「この子達が、来年ピカソクラスかぁ・・・」と思うのですが、2月にもなってくると、もうピカソで十分やれるという感じになってきます。
親子コピカから幼児にうつる子も、年長さんから小学生になる子も、皆、時期がくればそんな顔になってきますね。
冬休み前には、活動終了後に私の背中に乗ってきたり、指相撲をして遊んだりしていた2年生の男の子が、年が明けてから急にギャングエイジに突入し遊んでくれなくなりました(笑)。
これも成長。子どもはある日突然変わります。今回のレリーフも急に、作品が変わった子がたくさんいました。大人とは違う成長の仕方、時間の流れ方があるので、しっかり見ていないと私達のほうがおいていかれてしまいます。
本年度もあと、5回。今、この瞬間の子ども達を見ていきたいと思います。
※来週は、お料理です。活動終了20分前までにお集まり下さい。アレルギーのあるお子様は、食材の確認をお願いします。(今回は、たまご、小麦粉は使いません。)
◎今週の絵本 『いちごです』 川端 誠 作/文化出版局 『ちいちゃんとまめまき』清水みちを
2016.2.(2)アトリエ講師 星野 由香